【症例紹介】犬のチェリーアイ

2018/10/07
cherry eye

今日の症例は犬のチェリーアイです。

チェリーアイとは第三眼瞼の中にある「瞬膜腺」が脱出して反転してしまう眼科疾患で、アメリカン・コッカー、ペキニーズ、シーズーなどが好発犬種です。

突然症状が出ることが多く、このワンちゃんも朝起きたらチェリーアイになっていたそうです。

抗炎症剤などの内科療法でも改善することがありますが、一度反転してしまった瞬膜腺を治すには基本的に外科療法が第一選択です。

一昔前は瞬膜腺切除術を行っていたらしいですが、術後にドライアイになるケースが多く、現在は推奨されていません。

 

様々な手術法・変法がありますが、当院ではオーソドックスな「ポケット法」を行っていて、第三眼瞼にポケットを作り、その中に瞬膜腺をしまいます。

 

術後に少し腫れてしまうのと、1週間ほどのエリザベスカラーが必要ですが、この症例もキレイに整復することができました。