【症例紹介】犬の去勢手術

2018/10/26
犬 去勢手術

今日の症例は「犬の去勢手術」です。

去勢手術はオスの精巣を切除する手術でどこの動物病院でも多く行われている基本的な手術です。

去勢手術をするメリットは、メスを妊娠させない、性格がおとなしくなる、生殖器疾患の予防などがあげられます。

性格に関しては個体差が大きいですが去勢手術をしていないオスで、性格がきついコやマーキングの激しいコには、手術をおすすめしています。

ただみんながみんな、手術で矯正されるわけでなく、改善がない場合もあります。

個人的には高齢のワンちゃんほど改善しない気もしますので、問題行動がある場合は早めに対策を考えたほうがいいかもしれません。

 

当院での去勢手術は日帰りとなります。

午前中に来院してもらい、身体検査・血液検査で全身状態をチェックした後、お昼から手術となります。

 

手術では陰嚢の少し前を切開し、左右の精巣を切除して皮膚を縫合します。

縫合は基本的に溶ける糸での皮内縫合ですが、今回のワンちゃんはダックスのため溶けない糸で皮膚縫合をしています。(写真右下)

(ダックスは溶ける糸に対して強い炎症を起こす確率が高いといわれているため当院では皮膚縫合をしています)

 

去勢手術の場合は日帰り手術となりますので、麻酔の覚醒後、退院となります。

 

未去勢の場合、将来的に前立腺などのトラブルが発生しやすいと言われています。

そしてそういうトラブルが起きるとき、すでにワンちゃんは高齢となっており、手術に踏み切れないこともあります。

繁殖を望まない場合は早めに去勢手術を行うことがおすすめです。