当院では、ホームドクターとして幅広い病気の診察を行っております。
また当院で対応が難しい病気に関しては2次診療施設への紹介も積極的に行っております。
皮膚疾患…体や耳を痒がる、皮膚が赤い、体臭がつよい など
消化器疾患…嘔吐、下痢、食欲がない など
循環器疾患…疲れやすくなった、いつも呼吸が荒い など
呼吸器疾患…呼吸が荒い、咳をする など
神経疾患…歩きづらい、頭が傾いている など
泌尿器疾患…飲水量が多い、おしっこの色が気になる など
複数の疾患が組み合わさるケースも多いので、このような症状がみられた場合はまずご相談ください。
●避妊去勢手術
●消化器外科(異物による胃切開術、腫瘍による腸管切除術 など)
●泌尿器外科(膀胱切開、会陰尿道造婁術 など)
●腫瘍外科(皮膚腫瘍、乳腺腫瘍、脾臓腫瘍 など)
●整形外科(膝蓋骨脱臼整復術 など)
※よくみられる外科手術を記載しました。このほかにも対応可能なのでご相談ください。
複雑な骨折など当院で対応困難な症例は2次診療施設への紹介も行っております。
当院では、避妊去勢手術のメリット・デメリットを相談したうえで手術を行っております。
メリット…生殖器系疾患の予防、問題行動の改善、望まない妊娠の回避 など
デメリット…妊娠できなくなる、太りやすくなる、体格・性格の変化 など
当院のなるべく動物たちに負担のかからないように以下の点を気を付けております。
●鎮痛剤の使用
痛みを感じる前に鎮痛剤を投与します。また痛みの度合いにより複数の鎮痛剤を使用します。
●気管確保による麻酔の安定化
気管を確保することで酸素や麻酔ガスを確実に供給できます。また自発呼吸の確認もできます。
●皮内縫合
皮膚の縫合糸を見えなくする縫合をします。この縫合法だと術後のエリザベスカラーや抜糸処置が必要ありません
□外部寄生虫による皮膚病
アクティブな犬や保護したての猫などに起こりやすい病気です。駆虫薬で治療します。
ノミ、ミミヒゼンダニ、ニキビダニ、疥癬症 など
□細菌・真菌による皮膚病
湿気の多い梅雨の時期などに起こりやすい病気です。抗菌薬・抗真菌薬で治療します。
膿皮症、マラセチア性皮膚炎 など
□アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎
アレルゲンとして食物アレルゲン、ハウスダストなどの環境アレルゲンに分かれます。食事やシャンプーの指導をしつつ、症状により薬を使用します。
ペットの長寿化に伴って、心臓病での死亡率が高くなっています。症状に合わせた薬を処方し、進行を遅らせる治療がメインとなります。
□イヌの僧帽弁閉鎖不全症
心臓の中で血液の逆流が起こる病気です。逆流により、循環が悪くなり症状がでてきます。初期症状は疲れやすい、咳をする、呼吸が荒いなどですが、明らかな症状があるときはかなり進行しているケースが多いです。小型犬での発生が多く、チワワなどは注意が必要です。
当院では聴診にて心雑音が聴こえた場合、レントゲン検査・エコー検査で病気の有無を判断します。
□ネコの心筋症
心臓の筋肉である心筋に起こる病気で、心臓の動きが悪くなります。その結果、循環が悪くなり、胸に水がたまったり(胸水)、血の塊が詰まったり(血栓)します。最後まで症状が明らかにならない場合も多いので、メインクーンなどの純血種は特に注意が必要です。レントゲン検査、エコー検査で病気の診断をします。